2023年04月08日

短歌の「サブカル化」と「固定化からの逃走」



(短歌時評)肯定からの逃走 山田航
https://www.asahi.com/articles/DA3S15585597.html

「短歌時評」最終回
https://www.asahi.com/articles/ASR3J6K7ZR3JUCVL034.html

>「サブカル系――ちょっと文化的でお洒落(しゃれ)な趣味を持つ友人たちの間で、短歌が流行(はや)っている感覚がある」と書かれている。この「サブカル」は「サブカルチャー」と似て非なるもので、オタクカルチャーとの対比で形成された都会的な大衆文化を指すときの意味合いで使われる言葉だ

>昨今の「短歌ブーム」は、ブームというよりも「短歌のサブカル化」という文化現象が表面化しているとみた方がいいのかもしれない

>短歌に限らず、「こういうものだ」と固定化する動きからいかに逃走するかが文学の生命を支える。「癒し」や「肯定」からの逃走が、これからしばらく現代短歌の課題となるのではないか。






続きを読む
posted by 三丁目の書生 at 08:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 覚え書き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする