https://www.asahi.com/articles/DA3S15599852.html
>政治との距離の取り方に、懸念の声もある。専修大の植村八潮教授(出版学)によると、太平洋戦争時に、政府による言論統制や出版弾圧を受けた出版業界は、戦後、政治とは一定の距離を置いてきたという。子どもの読書活動の推進に関する法律や、読書バリアフリー法などが議員立法で成立した際は、いずれも超党派の議連での議論を経ていた。だが、今回は業界側が自民党単独の議連に要望。「書店が毎日のようになくなっている。超党派で議論していては間に合わない」(担当者)というのが理由だという。
植村教授は「ロビー活動自体は否定しない」とした上で、「自由な経済活動としての出版や流通こそが、表現の自由を支えてきた。特定の政党に支援を依頼すれば、見返りを求められ、自分たちの価値観を広める場として使われることもありうる」と懸念する。
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私の子ども時代を思い出して比べてみると、ほんまに書店は減ったし、私自身も書店に行かなくなった。
良くも悪くもネットは読書環境や経済を大きく変えてしまったのだ。
そして悪政のために出版経済が回らなくなって書店業界が与党に接近するという。
民主主義に恵まれても人類は賢くならず馬鹿になってしまったようだ。
『「トランプ信者」潜入一年 私の目の前で民主主義が死んだ』
横田増生 小学館
https://www.asahi.com/articles/DA3S15260991.html
伝播する噓 議事堂襲撃に帰結
https://book.asahi.com/article/14593834
>トランプは在任中、約3万回の嘘をついたと言われる。著者は事実確認(ファクトチェック)を繰り返し、「信者」に粘り強く伝えるが相手にされない。トランプのツイートが支持者の間に伝播(でんぱ)して定着する様子は、〈死者の霊魂がイタコに憑依(ひょうい)し、イタコが口寄せして語る姿にも似ていた〉という
>政敵への憎悪と嘘、亀裂を突き分断を広げる手法が、いかに民主主義の土台を侵食してしまうか。老獪(ろうかい)さすら感じさせる潜入取材のノウハウを駆使し、現場の肉声によってその危うさを語らしめた力作だ
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カルトトランプ現象とカルト安倍晋三現象は相似形を成している。

「トランプ信者」潜入一年 〜私の目の前で民主主義が死んだ〜 - 横田増生
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