2023年07月26日

森村誠一さん死去

作家・森村誠一さん死去…
日刊ゲンダイで語っていた「平和憲法」への思い

  https://n.bme.jp/68/314/17471/135875

〈出生地の熊谷での日本最後の空襲体験です。当時の私はまだ12歳。近所の川にはおびただしい数の遺体が折り重なり、川底が見えないほどでした。戦争は国民の命だけではなく各人生を破壊します。この惨状をいつか文字にして残したいと思い、それから何が何でも作家になりたいと考えるようになりました〉

〈私が「人間の証明」を書いていたのは、戦後30年経過した米ソ冷戦時代。当時の日本はある意味“ムシのいい”立ち位置だったと思います。米国の核の傘に入り、国軍を持たない代わり、自衛隊という強力な“用心棒”が守っている。おかげで、日本はビジネスの相手として世界中から信用を得ていました。そんな状況を可能にしたのが「憲法9条」だったのではないでしょうか〉


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posted by 三丁目の書生 at 19:28| Comment(1) | TrackBack(0) | 覚え書き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする