2023年09月18日

宮崎駿歩みと新作 「悪意」を認め、向き合う生き方へ



(be report)宮崎駿監督、歩みと新作 「悪意」を認め、向き合う生き方へ
  https://digital.asahi.com/articles/DA3S15741417.html

「原作者のホフマンが『君、何でつじつまがそんなに必要なんだね』と言っている感じなんです。そうすると『つじつまというやつは本当に愚劣な行為なんだな』とか、僕も思い始めるようになりました」
「アニメーションでファンタジーはもう無理だと言っていましたが、ファンタジーはあり得ると思うようになりました」

>「君たちはどう生きるか」でも、理屈づけを拒絶するかのようなイメージの奔流が見る者を圧倒する。「宮崎監督は『少年少女への善意』『世界の肯定』を映画制作の動機に挙げてきた。その幹がしっかりあれば、物語や世界観の整合性を過度に意識しなくてもファンタジーは成立すると思いを改めたのでは」と叶さんは話す。

「監督自身が自覚的だったかどうかは分からないが、結果として眞人が『自らの悪意にどう向き合うか』『亡き母との絆を保ちつつ新たな母をどう受け入れるか』という問題と、私たち日本人が『過去の負の歴史とどう向き合うか』『戦争で亡くなった人々との絆を保ちつつ、新たな歴史をどう刻んでいくのか』という問題がパラレルに追究されているのが、この映画のすごさ」

>物語の最後、眞人は自らつけた頭の傷を示しつつ「これは僕の悪意のしるしです」と語り、異世界の継承者となることを拒む。自らの悪意を認め、向き合わない限り、生きる指針となる新たなファンタジー(国民の物語)は紡げないし、他者(他国)との建設的な関係も築けない――。それは、宮崎監督自身がたどり着いた「日本人としての生き方」ではないだろうか。

あまり理解できないがとにかく重要なことを言ってそうな記事だ






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posted by 三丁目の書生 at 10:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 覚え書き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年09月17日

120年周期で咲いて枯れる淡竹の不思議/日本人なら老後の趣味は【盆栽】や!!

自己破滅へのサイン? 120年周期で開花する竹、種つけず枯れる
  https://digital.asahi.com/articles/ASR8L41X7R8GPLBJ004.html

破滅への開花?120年周期のハチク伝説 広島の竹林、3年間追跡
  https://digital.asahi.com/articles/DA3S15741769.html

>今年は全国各地でハチクの開花の報告があがっている。山田さんによると、日本各地のハチクは前回、日露戦争前後の1902〜08年ごろに花を咲かせているので、今回は2020年代後半まで続くとみられるという。

「120年ぶりの開花は自己破滅への片道切符のように思えるが、本当に絶滅するのならば、ハチクが日本に生存し続けている事実と矛盾する。種子ができないのに、花を咲かせると枯死していくのは合理的でないが、もっと長い目でみると、理由があるのかもしれない。ハチク再生の調査を続けたい」





かつては「ワンダーJAPAN」今は/素麺がブレイク中!?
/目の構造から人間は夜行性動物ではない/竹の花
  https://yorodzu.seesaa.net/article/476741957.html







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2023年09月16日

ピンク色の簡易スチームオーブンレンジが欲しい/現代において夕刊の存在意義とは



電子レンジ 17L 単機能 簡単操作 ターンテーブル 全国対応 調理モード 解凍 あとからタイマー レトロ 【 ノスタルジア レトロウェーブ レッド】 単機能レンジ 単機能電子レンジ レトロ家電 レトロデザイン
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「あたため専用電子レンジ」やけど色とデザインがいいし価格も安い。
スチームを取るか色とデザインを取るか。
ただし、カスタマーレビューで、電源コードとアース線についての注意書きがあります。
設置場所は限られるようです。




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posted by 三丁目の書生 at 08:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 覚え書き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年09月15日

手塚治虫と水木しげるの精神継承「プリニウス」

(中条省平のマンガ時評)人間をこえる世界の驚異に魅せられて
  https://digital.asahi.com/articles/DA3S15738098.html?iref=pc_ss_date_article

手塚治虫と水木しげるの精神継承 漫画「プリニウス」は屈指の成果
  https://digital.asahi.com/articles/ASR983V6GR91UCVL02P.html

>遠い古代ヨーロッパの話なのに、八百万の神にいまだ崇敬の念を失わない私たち日本人に、きわめて親しみ深い物語世界に仕上がっているのです。

>最後に、このマンガが、虫一匹の命も重んじて自分の名前に虫をつけ加えた手塚治虫、そして、世界の至るところに人間をこえる怪異を見出(みいだ)した水木しげるの精神を、正統的に継いでいることを強調したいと思います。


合作漫画「プリニウス」完結/将門煎餅
  https://yorodzu.seesaa.net/article/500079428.html



プリニウス コミック 全12巻セット - ヤマザキ マリ, とり・みき
プリニウス コミック 全12巻セット - ヤマザキ マリ, とり・みき

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2023年09月13日

100字小説で描く日々の不思議 北野勇作さん

100字小説で描く日々の不思議 気がつけば自伝SF 北野勇作さん
  https://digital.asahi.com/articles/ASR985G7VR8QDIFI00H.html

>日々の暮らしの中で発見した「不思議」を、ちょっとずらして表現することで出現する、シュールな世界を描き続けてきた。そんな北野さんが8年前から取り組んでいるのが「100字小説」だ

>ショートショートとか、短い小説が好きなんですが、読んでもらう機会が少ない。それで、140字まで書けるツイッター(現X)に目を付けました。つまり最初の動機は、作品の宣伝なんです。

>常に自分の身の回りを観察して作品にしていくから結果としてそうなるわけで。かつて天神橋筋商店街に住んでいたころは、裏通りでわあわあと声をあげて何やようわからんものを売ってるおっちゃんやおばちゃんを、よく扱いました。いま話をしている、JR天満駅前のドトールコーヒーは、3階の窓から、すぐ目の前を行き交う電車が見える、ちょっと不思議な場所で。この光景を取り込んだのが「人面町四丁目」(角川ホラー文庫)でした。



北野勇作さんの旧Twitterアカウントは凍結されていて、
現在は新しいアカウントでツイートされています。
https://twitter.com/kitanoyu100


ありふれた金庫 (ネコノス文庫 キ 1-1) - 北野勇作
ありふれた金庫 (ネコノス文庫 キ 1-1) - 北野勇作

100文字SF (ハヤカワ文庫JA) - 北野 勇作
100文字SF (ハヤカワ文庫JA) - 北野 勇作


20世紀少年少女SFクラブ
 落語風・哲学するSF!どろんころんど 北野勇作
  https://sfklubo.net/kotarondo/
 https://sfkid.seesaa.net/article/479577165.html

2021年01月25日のタイムライン
  https://yorodzu.seesaa.net/article/479710234.html

落語とSF/さくらのブログ新規アカウント受付終了のお知らせ/社会的処方
  https://yorodzu.seesaa.net/article/479726875.html

人類滅亡の共通イメージ
  https://yorodzu.seesaa.net/article/483239462.html



どろんころんど (ボクラノSFシリーズ) - 北野勇作, 鈴木志保
どろんころんど (ボクラノSFシリーズ) - 北野勇作, 鈴木志保

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posted by 三丁目の書生 at 19:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 覚え書き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年09月12日

わら半紙の可能性



(学校の「アレ」は今)わら半紙 ざらざら柔らか、手を切らない安心感
  https://digital.asahi.com/articles/DA3S15738245.html

勉強するなら「わら半紙」? 教育のデジタル化が進む中、新たな光
  https://digital.asahi.com/articles/ASR844W1JR7XUTIL034.html

>現在は、わら半紙はコピー用紙の2倍以上。1枚2円程度だという。


「集中力を要する学習の際は、紙が有益です」

「ざらざらのわら半紙は、コピー用紙より、書けば書くほど鉛筆が削れる。モノに情報を刻んでいる感覚があります。それが、情報を体得し、知識にしていく過程に好影響を与えている可能性があります」





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posted by 三丁目の書生 at 07:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 覚え書き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年09月10日

『ぼくは12歳』と『ぼくは負けない』



新編 ぼくは12歳 (ちくま文庫) - 岡 真史
新編 ぼくは12歳 (ちくま文庫) - 岡 真史


『ぼくは12歳』、確か小学校か中学の図書室から借りたと思う。
 残念ながら私は詩を解することができないのでよく分からなかった。
 似たようなタイトルの本で、『ぼくは負けない』という本があった。
 これは中学生活を描いたものである。
 私は尾崎豊のような漠然とした意味のない反抗心は全く理解できないのであるが、
 国家権力や軍国主義といった具体的に大きくて恐ろしいものへの反抗心は大いにある。
 そういう反抗心に共感してよく分かって読むことができて、今でも部分的に覚えている。
 この時の中学生はその後ジャーナリストになって現在も活躍中です。


ぼくは負けない―ある中学生の3年間 (1977年) - 黒藪 哲哉
ぼくは負けない―ある中学生の3年間 (1977年) - 黒藪 哲哉

ぼくは負けない―ある中学生の3年間 (手をつなぐ中学生の本) - 黒薮 哲哉


黒薮哲哉ー「メディア黒書」
−「押し紙」、携帯電話の基地局問題、海外情報
 http://www.kokusyo.jp/
 https://twitter.com/kuroyabu



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posted by 三丁目の書生 at 12:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 覚え書き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする