気になった書評は覚え書き用にツイートしているのですが、横尾忠則さんの書評もよくツイートしてきました。
横尾忠則さんの芸術的書評シリーズ
https://yorodzu.seesaa.net/article/500653353.html
横尾忠則さんの芸術的書評、私は面白いと思うのですが、そう思わない人の意見も分かるような気がします。
(私は龍高星(偏印)も玉堂星(印綬)も持っています)
朝日新聞の投書欄で横尾さんの書評についての投書が幾つか載りました。
9月8日の投書欄には66歳のコピーライター氏の「楽しみな横尾氏の書評アート」という投書が載りました。
「紙の新聞は読まれなくなってきているという。ヒントがここにあると思う。横尾氏に1面のデザインを依頼する。若手のアーティストに頼むのもいいだろう。欲しくなる、買いたくなる、残したくなる新聞が出来上がるに違いない。」
9月19日には58歳の塾教師の方の「横尾忠則氏の書評、読まれてこそ」が載りました。
「横尾氏の書評にはいつも驚かされる。だが、斬新だと思うのはその体裁だけで、内容が頭にも目にもちっとも入ってこないことには辟易(へきえき)してしまう。
書評にしても、そのほかの記事にしても、読者に読まれてこそと思うのだが、どうだろうか。」
そして9月27日には横尾さん自身が投書欄に投書して掲載されました。
「あの行為によって、文化と文明の共時性を体感した読者をさらに別次元への遊びという超越的目的へ誘えれば、という芸術的理念もちょっぴり感じていただいたのではないかと思います。そして、慣習が変化することを期待します。」
何でも新しい試みをするのは大変で、抵抗があると思います。しかしそういった新しいことを抵抗に負けずに続けていくことで時代が変わっていくのだと思います。
朝日新聞の投書欄はツイートできないようで、これらの投書はツイートできないので大事だと思う部分の引用にとどめました。
時代の変化についての文化論として面白いものだと思います。
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