スペイン語、「中立化」は根付くか
「インクルーシブ・ランゲージ」(包摂的言語)
https://digital.asahi.com/articles/DA3S15754408.html
>アルゼンチンでは1983年の民政移管後、長期にわたって左派が政権を担ってきた。だが経済不況が長く続き、現在のインフレ率は100%を突破。左派に対する風当たりは強く、インクルーシブ・ランゲージがその標的の一つになっている。10月の大統領選に向けた世論調査で首位に立つ極右のミレイ下院議員は、一般的な使用の禁止すら主張している。
>ブエノスアイレスの街中で聞いても、「使わない」と答える人は多い。元下院議員で作家のワルド・ウォルフさん(55)は「スペイン語が男性優位だという考えは、左派の過剰反応だ」と話す。
>「時代の変化とともに、言葉も必ず変化する。日本語だってそうだろうし、スペイン語もそうだ。だがインクルーシブ・ランゲージは政治色を帯び、議論が先に進まなくなっている」
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