2023年12月17日

大学ファンド 大学のトップダウン化・独裁化






大学ファンド「統制強化」への懸念 研究力低下の真因と必要な施策は
 https://www.asahi.com/articles/ASRD4003BRCWUPQJ01B.html

>第2次安倍政権下では「大学ガバナンス改革」の名の下、研究・教育・人事における学長や理事長への権限集中が進みます。従来は教授会などの専門家集団によるピアレビュー(相互評価)による意思決定が尊重されていましたが、こうした大学自治の本丸部分もトップダウンで左右できる法改正が行われました。

>また、法人化後に進んだ教職員の非正規化と雇用の不安定化が、就職氷河期世代の研究者を直撃します。それを見た下の世代は、ますます博士後期課程への進学を避けるようになり、多くの分野で研究人材不足が深刻化しました。これが、論文数の減少や科学分野の地盤沈下の主因なのです。

>この体制が他の国公立大に広がれば、学問の自由を担保する大学自治は、事実上トドメを刺されます。強い危惧を抱いています。


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ラベル:選択と集中
posted by 三丁目の書生 at 09:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 覚え書き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする