2024年11月10日

「足るを知る」「SDGs」が当たり前の世界 いまは島がお手本になる時代



(フロントランナー)NPO法人「離島経済新聞社」代表理事・鯨本あつこさん
 「宝物」を後世に残すために

  https://www.asahi.com/articles/DA3S16021230.html

(フロントランナー)鯨本あつこさん 「いまは島がお手本になる時代だと思います」
  https://www.asahi.com/articles/DA3S16021270.html

>リトケイは、日本に約420あるとされる有人離島の暮らしや経済について伝えるフリーペーパー。年3〜4回発行され、離島のほか本土の飲食店や図書館など、全国の約1300カ所に置かれている。

>1万4千を超える島々があるとされています。そのうち約420の離島では人が暮らしており、6割以上は人口500人未満です。離島の大半は、九州や中国・四国地方など西日本に集まっています。

>(離島の魅力とは)「足りないことだらけ」ということだと思います。必要なモノやサービスは自分たちでつくるしかないので、自然と地域の人たちと会話するようになります。島で誰とも話さずに暮らすのは、不可能と言って良いでしょう。言い換えるなら、「手触り感」のある暮らしが残っています。

>どんな時代でも心豊かに生きていくには、支え合える人や恵みをくれる自然が必要だということが、離島に行くと改めて感じられます。

>離島は海に囲まれているので、内外の境界が明確です。問題が起きた時には、限られた土地と人で、なんとか解決しないといけません。何事も持続可能な仕組みでないと、すぐに暮らしが行き詰まります。「足るを知る」「SDGs」が当たり前の世界です。

>これまでは「島は過疎地で、都市の方が優れている」という声を聞くこともありましたが、いまは島がお手本になる時代だと思います。自分にとって、何が本当に必要なのか。ないならないで、良いのではないか。心豊かに暮らすには、どうすれば良いのか。そんなことを一度立ち止まって考えられる離島のような場所は、ますます求められるのではないでしょうか。


離島経済新聞社
 https://ritokei.org/
  https://ritokei.com/

鯨本あつこ(ritokei)
 https://x.com/ATSUisamoto

  

日本で唯一の島マガジン「島へ。」
  https://yorodzu.seesaa.net/article/502691554.html


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ラベル:非日常的空間
posted by 三丁目の書生 at 08:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 覚え書き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする