未来派算命学序説 万象算命―心観星命樹 - 算命学を一から積み上げ式にきっちりと学べる良書。
算命学とはあまり聞かない占いじゃが、「天中殺」を重視する占いじゃ。
算命学
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AE%97%E5%91%BD%E5%AD%A6
天中殺
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E4%B8%AD%E6%AE%BA
和泉宗章
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%92%8C%E6%B3%89%E5%AE%97%E7%AB%A0
算命学をテーマにした本は沢山出ておるが、皆結果だけ書いているような本ばかりで、自分で学んでやろうという場合に使える本は驚くほど少ない。算命学を本格的に学ぼうとすると、専門的に教えている機関(複数個所ある)で高い学費を出して学ぶ必要がある。
しかし本書は、基礎から体系的に算命学が解説されており、ある程度教科書的に使うことができる。もちろん明らかにされているのは膨大な算命学の内容からごく一部だけの限定された部分ではあるが。
日本での算命学は高尾義政師が源流であり、そこから幾つかの流派が分かれている。
本書の著者の伯耆弘徳師は『万象算命』を提唱している。
従来の「算命学」とは多少方向性が異なり、一人一人の人間の心(=存在意識)を進化へと導くための技術として研究されています。
万象学・算命学を土台に再構築された新しいタイプの人間学、言わば二十一世紀の陰陽道を標榜しています。
一見して分かる違いは、陽占(=人体星図)の書き方で、普通は3×3の9コマで、左上が欠けた正方形のような形で書くんじゃが、万象算命では並び方を変えて左右対称のようにして書く。万象算命ではこれを「心観星命樹」と呼ぶ。
なるほど、8つの文字を並べるには、左右非対称の欠け正方形より、こんな風に左右対称に並べる方が見栄えがいいもんじゃ。
ちょっと見るとカバラの「セフィロトの樹」のような形をしておる。
伯耆師は音楽関係の仕事をしていたそうで、師の美的こだわりを感じる。
(しかし実際に書く際には、欠け正方形の方が書きやすいもんじゃ。)
生命の樹
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%82%A2%E3%83%88
あと特筆すべき点として、まるで西洋占星術のように、星を記号で表記している点が挙げられる。
伯耆師が一つ一つ考案されたんじゃろうか。芸術系出身の師ならではの作業である。
まあそういった違いはあるが、基本となる部分は一般的な算命学と共通しているはずなので、高尾系算命学をはじめ、他の流派の算命学を学ぶ者にとっても貴重な教科書として使える本じゃろう。
万象算命創楽院 http://www.bansho-sanmei.com/
算命学尾学館 http://www.sanmei-gaku.com/
ブクログ http://booklog.jp/item/1/488594306X
以後、占い関係の記事は以下のブログで更新していきます。
【万年週末占い研究青年の覚え書き】
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