2010年04月01日

基礎から実践応用まで 今後の手相書にも欲しい企画


  
 著者はカルチャーセンターなどで手相の講座を行っているようで、本書もそのテキストとして書かれたようである。
 手の形や指や爪の形から記号や線まで、一通り記述されている。
 実際に鑑定してきて得た考察も書かれている。
 例えば左右の線の変形について
 
1 利き手で見る
2 左手で過去、右手で未来を見る
3 男性は左手で過去、右手で未来を見る。女性はその反対


という説が挙げられているが、これについてはこう考察されている。

 ところが、実際に鑑定をするようになると、どのパターンも当てはまらないケースが出てくるのです。運勢がどんどんいい方向に変わっているのに、未来をあらわす手が全然変化せず、過去をあらわす手の方がどんどんよい線に変化していく。こういったケースが意外と多いのに驚かされます。
 私の研究と経験では、両手の見方については、次のように考えています。両手でみる。
 そして、変化していく方の手で未来をみる。変化の少ない方の手で過去をみる。
 変化していく方の手を「積極的な手」、変化の少ない方の手を「消極的な手」と言い換えればよくわかるでしょう。


 つまり、こういうことだろうか?
よく手相は変化すると言われる。しかし片方の手相だけが変化してもう一方は生涯変化なしとはあり得ない。
 確かに変化しやすい方はあるが、もう一方が変わることもある、と。

 わしの利き手は右手じゃが、確かに右の手相が変化することは多いが、左手も変化しているように思うんじゃ。
 だから左手の手相も良くしたいので、できるだけ左手を使おうと努力しているわけじゃ。
 
 本書の一番のセールスポイントは、
 
第十章 手相でプチ占い
  
であろう。
 これは、著者が教えている講座の生徒さんの手相をコピーして解説しているものである。
 今まで幾多の手相書が出ているが、これはちょっとない試みである。
(八木喜三朗師が著した
   『手相入門』 に前例がある。)
 
 個々の線についてこれはこういう線だというのは基礎的段階である。
 次に、実際の手を見てどうやって実践的に分析するのかという段階の壁がある。
 意外とこの段階まで触れられた本はちょっとないものである。
 盲点というかコロンブスの卵的発想である。本書によってコペルニクス的転回がなされ、今後出版される手相書では積極的に取り上げて頂きたいテーマである。
 
「あえて生徒さんの手相を実例に挙げています。
 実際に手相をみる相手は、何万人分の一のような特殊な人たちではなく、ごく普通の人たちなのです。」

  
と著名人ではなく生徒さんの手相を取り上げた意図が書かれている。
 しかし、本書で挙げられた9例、なかなか個性的な手相が多い。
 手相は人それぞれで入門書に書かれているような単純なものではない、ということじゃ。
 こういった試みは面白い。
 今後出版される手相解説書ではぜひこのようなコーナーを設けてほしい。
    
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ラベル:手相
posted by 三丁目の書生 at 06:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 占い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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