光る君へ　13　進むべき道　源高明娘・明子女王　孤独な仇討ち人生: 三丁目の書生の日々の覚え書き

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2024年04月06日

光る君へ　13　進むべき道　源高明娘・明子女王　孤独な仇討ち人生

#光る君へ　13
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源明子（瀧内公美）女王さまの復讐にかける執念。
私も子ども時代や若い頃はこんなタイプでした。
しかし種々の軋轢の結果、今では源俊賢（本田大輔）の考えに近いものあります。とはいえ俊賢の明子に対するアドバイスが今一つ親身でないのが気になります。 pic.twitter.com/6G0UnT9pzI
— 三丁目の書生(２０世紀少年少女ＳＦクラブ） (@aryamashoukai) April 6, 2024

　笑ったことがないという源明子（瀧内公美）女王さまの復讐にかける執念が際立っていました。
　私も子ども時代や若い頃はこんなタイプだったのでよく分かります。
　しかしそういう性格だったため各方面で軋轢を生んで四面楚歌になってボロボロになって人生あきらめの境地に至ってどうでもよくなりました。
　今では源俊賢（本田大輔）の考えに近いものあります。とはいえ俊賢の明子に対するアドバイスが今一つ親身でないのが気になります。

　明子さまの言動は怖い、という感想が見られますが、これが男ならばいわゆる「仇討ち」で、天晴れと褒められる行為であります。やはり同じことをしても男と女では与える印象が違うのでしょうか。

　そもそも道長（柄本佑）と明子女王（瀧内公美）の結婚は、道長の姉・詮子さま（吉田羊）が仕組んだことです。
　一家の長の兼家（段田安則）を差し置いて兼家と不仲の詮子さまの意見が通ったのでしょうか。
　兼家はこの結婚に関してどう考えたのでしょうか。
　今回、二人の結婚後、初めの明子女王登場シーンというわけですが、ここに至るまで兼家の家族や明子女王は何度も対面しているはずです。当然道長とはもっと会っているはずです。その間、どのような会話や接触がされていたのでしょうか。
　そう考えると、かなりドラマ向けに脚色された設定だと思えます。無理があるようですが、その無理を感じさせない説得力があればいいのです。

　しかし、夫婦で兼家と対面中に道長が中座するのは無責任甚だしい。
　ここは明子女王をフォローするためにも逃げずに居座るべきだったのではないでしょうか。つまり、道長は本気で最後まで明子女王を守るないことを露呈したわけです。
　逆に、もし明子女王が殺意を持って刃物でも忍ばせていたら、兼家を殺害していたかもしれません。実際、扇を強奪して呪詛に使用することになりました。
　ということで、道長の中座は明子女王に対しても兼家に対しても無責任な行為ではないでしょうか。

#光る君へ　13　進むべき道https://t.co/IHQpk7StFD
夫婦で兼家と対面中に道長（柄本佑）が中座するのは無責任甚だしい。
ここは明子女王（瀧内公美）をフォローするためにも逃げずに居座るべきだった。
逆に、もし明子女王が殺意を持って刃物でも忍ばせていたら、兼家を殺害していたかもしれません pic.twitter.com/UMOg4Odixv
— 三丁目の書生(２０世紀少年少女ＳＦクラブ） (@aryamashoukai) April 6, 2024