2024年05月12日

『乱歩殺人事件 「悪霊」ふたたび』 芦辺拓・江戸川乱歩

『乱歩殺人事件 「悪霊」ふたたび』
 芦辺拓、江戸川乱歩〈著〉 KADOKAWA
 https://www.asahi.com/articles/DA3S15893519.html

書き継ぎし 未完の大探偵小説
 https://book.asahi.com/article/15206989

>ポーの「灯台」など未完小説を後の作家が書き継いだ例はあるが、本書はさらに乱歩の宣言の裏にある「中断せざるを得なかった真の理由」にまで踏み込み推理する。そのために芦辺氏は本書後半で連載当時の乱歩を登場させ彼の身に何が起こったのかをつづる。

>殺人現場に残された奇妙な記号、真犯人、未完の理由。90年前に乱歩が残した謎を偏執狂的に回収していく芦辺氏の筆には、巨匠への愛がにじむ。


未完の書評を編集者が書き継ぐ!横尾先生今回もまた面白い趣向。
前半の横尾先生の文体も面白い。戦前の大衆文学の文体というのか。この文体をマスターしたいと思っている。


横尾忠則先生の芸術的書評シリーズ
  https://yorodzu.seesaa.net/article/500653353.html






乱歩殺人事件――「悪霊」ふたたび【電子版特典付き】 (角川書店単行本) - 芦辺 拓, 江戸川 乱歩
乱歩殺人事件――「悪霊」ふたたび【電子版特典付き】 (角川書店単行本) - 芦辺 拓, 江戸川 乱歩






posted by 三丁目の書生 at 08:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の覚え書き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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