2024年07月15日

(クロスレビュー)大河ドラマ「光る君へ」/紫式部は地獄に落ちた?




■政治から排除、教養を武器に 服藤(ふくとう)早苗さん(埼玉学園大名誉教授〈平安時代史、女性史〉)

>女性たちの立場は、平安時代に入って大きく変わりました。それまでは官僚として男性と対等に活躍できたのですが、徐々に政治の場から排除されました

>彼女はその立場を逆手にとって、あれだけの小説を書きました。土台になったのは漢籍などの教養です。このころはまだ女性が学ぶことが認められていましたが、少し時代が下ると否定されてしまう。女房として仕えた中宮・藤原彰子にも漢籍を教えていて、国をどう治めるのかという内容でした






「光る君へ」浮かび上がるシスターフッド 山崎ナオコーラさんに聞く
  https://www.asahi.com/articles/ASS591QLYS59UCVL027M.html

>寧子の「私は日記を書くことで己の悲しみを救いました」という言葉に、まひろははっとするような表情を見せました。あそこで何か、始まったような気がしたんです。

>歴史上、紫式部や道長が大きな社会変革を起こして、差別のない社会を作りあげたわけではありません。現代の私たちだって、無意識のうちに差別をしているかもしれません。

>読書でもテレビ番組でも、その時代のことを知ろうとか、その時代の気分になってみようというよりは、今これを見て自分はどう思うか、が一番大事だと思うんです。身分差別や女性差別がひどいから否定するのではなく、私もこんな上下関係を味わったことがある、もしかしたら私も人を見下している時がある、では私はこれからどうしようか、と考えることが、今この大河を見る意味かなと思います。
  
  
「光る君へ」に「史実と違う」批判が少ない理由 松村邦洋さんの見解
  https://www.asahi.com/articles/ASS5B0P80S5BUCVL04MM.html

>紫式部を主役にした大河ドラマと知った時、最初は映画「千年の恋 ひかる源氏物語」のように劇中劇として源氏物語のエピソードを盛り込んでいくのだと予想しましたが、これは大外れでした。でも源氏物語に描かれた一端がドラマとしてたびたび表現されているようで、これは「若紫」かな、などと思いながら楽しんでいます。第1話で小鳥が逃げた場面なんかは象徴的でした。こうした部分でも楽しめると思います。

『源氏物語』を知ってるともっと楽しめるという。
しかし松村さん『源氏物語』も読んでるんですか。すごい。









 

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posted by 三丁目の書生 at 08:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 63光る君へ24 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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