2024年08月24日

辻真先さん語る【厭戦の思想】



(インタビュー)厭戦の思想 作家・辻真先さん
  https://www.asahi.com/articles/DA3S16011191.html

「厭戦」とは最後の1滴にならぬこと 92歳の辻真先さんから若者へ
  https://www.asahi.com/articles/ASS891HDXS89UPQJ00KM.html

「不思議なものでね、空襲のときの自分を別のレンズで撮ったように記憶しているんです。爆発の衝撃で自分の両足が一瞬、空中に上がった瞬間を、横から見たように覚えている。もちろんそんなはずはないんだけれど。瀕死(ひんし)の状態にある自分を客観的に眺めているように感じる『臨死体験』というのがあるでしょう。あれと似たようなものなのかとも思うんですが」

「一人でも反戦の旗を振るのは立派かもしれないけれど、後ろを見ると誰もいないということになりかねない。厭戦という土壌がないと、反戦という花は咲かないんじゃないか。それでも、たいていの場合はあだ花に終わるかもしれませんが」

「戦争は嫌だと言い続けることで、コップから水があふれるのを延ばすことができるかもしれない。せいぜい1、2分間かもしれないけど、それでもいいじゃないかと」

「正義や道徳は一つじゃないということですね。世の中にはいろいろな正義があって、一方通行じゃないということを知っておけば、『戦争は正義だ』に疑問を抱くことができる。厭戦を言い続けるには、それが一番大事なんじゃないかな」

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ラベル:辻真先
posted by 三丁目の書生 at 11:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 反戦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月19日

水木しげるの壮絶戦争体験



「ゲゲゲの娘」に聞いた…水木しげるが望んでいた世界と現実
  https://n.bme.jp/68/314/23169/135875

>太平洋戦争を兵隊として体験した漫画家は限られると思います。例えば、手塚治虫先生は当時は若くて、召集されていないんですよね。

>水木は93年間生きて、60年ほどを漫画や紙芝居などの画業に費やしましたが、最も鮮烈に覚えているのが戦争体験。実際、亡くなる前などは当時のことばかり話していました。寝ていても、パッと目覚めて「ここはラバウルか?」と大真面目に言うことがありました。夢にもしょっちゅう戦友が出てきたようです。私の母が隣で寝ていたら水木の「おい!」という叫び声で目覚めたのですが、戦友に話しかけても全然返事をしてくれない夢を見ていたそうです。

>ラバウルは物凄い激戦地でした。より前線に近いズンゲンにいたので、仲間が次々と亡くなるんです。「仲の良かった人や、親切でいいやつほど早く亡くなる」と話していました。教官に理不尽に殴られたり、酷いことを言われることもあった。人に対する信頼感といった部分が根底から覆され、人生観そのものが大きく変わってしまったようです。

>水木は「戦争反対」を前面に出した作品はあまりないんです。インタビューを受けても、当時あったことを淡々と話すだけなんですよ。記者の人が「じゃあ、戦争は良くないですよね?戦争反対ですよね?」などと聞いても、あえて答えないんです。もちろん、水木は戦争には反対なのですが。

>本人に聞くと、「戦争で、自分が経験したすごく嫌だったりつらかったりしたことを伝える。それがどういうものかっていうのは、読んだ人が自分で考えればいい」と言うんです。つまり、最初から結論を示すのではなく、水木が経験したことを想像してほしいということです。「戦争反対」という言葉が先行してしまうと、作品の受け取り方もどこか平板な感じになってしまうと思います。

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ラベル:水木しげる
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2022年03月26日

批判される「権力批判」 身近な場で民主主義を耕していくことが必要 「飼い犬」でなく「ウォッチドッグ」になれ



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2021年12月09日

斎藤隆夫の「反軍演説」に学べ!ネトウヨタレントにすり寄るな!!/『スミス都へ行く』



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ラベル:良識
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2021年12月08日

歴史修正主義を扇動した「論破」文化 産経が仕掛ける「デマ戦」 そもそも論破した者が正しいとは限らない



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ラベル:良識
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2021年09月20日

真実の声は小さくうそはでかい ネトウヨの声もでかい デマは真実より拡散する



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2021年08月30日

大きな敵と戦う前に仲間割れ 時代や洋の東西を問わない悪癖



悪徳商人は時代や洋の東西を問わず変わらないもんだ【新自由主義】【民営化】
  https://yorodzu.seesaa.net/article/483130461.html

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