2024年12月22日

「光る君へ」なぜ「源氏物語」を映像化しなかったんだろう

「光る君へ」を見てました。
 主人公まひろ(吉高由里子)が『源氏物語』を執筆して、周囲の人々が夢中になって愛読していました。
 部分的に「源氏物語」を朗読しているシーンはありましたが、「源氏物語」の内容はほとんど分かりませんでした。
 歴史教育番組なら物語の再現映像が入るところです。
 当初から『源氏物語』の映像化はしないという方針だということが宣言されていました。
 しかし何で映像化しなかったのでしょうか。
 まあ現在の形でも尺が足りないということなので、映像化を入れる時間がなかったのでしょう。
 また、現在の形でもダブル主演のようになっているのに、これにまた光源氏やらその恋人らを入れると何人も大御所俳優を投入しないといけないので物理的・予算的にも大変です。
 視聴率も苦戦したということなので、現実的には無理なことだったのでしょう。

 ところで2024年10月25日に公開された映画『八犬伝』では曲亭馬琴や葛飾北斎らの現実パートと馬琴が描く物語パートが同時進行しているらしい。
  https://www.hakkenden.jp/
  https://x.com/hakkenden_movie


 2時間前後の映画で詰め込み過ぎではないかと思うのですが、どんな風に描かれているのか見てみたいものです。



OLDIES 三丁目のブログ
 10歳までに読みたい源氏物語
  https://diletanto.hateblo.jp/entry/2024/11/08/210603
 里見八犬伝 園城寺健 鶴書房世界の名作
  https://diletanto.hateblo.jp/entry/2024/06/29/200652


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『光る君へ』実は最後はまひろは死んでいたんだよ!な……、なんだって〜〜〜!!



『光る君へ』<最後の5分間>の考察止まらず。
なぜ鳥籠が崩れた?
なぜ乙丸・いとの呼び方が「お方様」から「姫様」に?
視聴者「2回目の視聴で気づいたが…」「実はまひろも…」

  https://fujinkoron.jp/articles/-/15128

>「あの鳥籠が朽ち果てた時、実はまひろも逝ったんじゃないか。旅は『いつまでも続いてほしいと願う』 私たちだけが見た幻なんじゃないかな」といった声が見られていますが、謎が多いラストへの考察はまだまだ続きそうです。

いつの間にか舞台が死後の世界になっていたというこの考察はすごい。
もしこれが本当なら、今後はドラマをその通り受け取れなくなってしまう。
今後は「これは死後の世界の話ではないか?」
と考察しながらドラマを観ないといけなくなってきます。
藤原為時(岸谷五朗)が昔のままでそんなに老けていないのもおかしいですね。
老いた父や結婚前の娘を置いて唐突に旅に出るというのもおかしい。
 
思えば実は主人公が死んでいたという物語も今までに幾つかありました。



OLDIES 三丁目のブログ
 パッセンジャーズ:ネタバレされる前に見るべし!
  https://diletanto.hateblo.jp/entry/20171215/p1

少年少女・ネタバレsalono(ネタバレ注意!)
【だまって俺について来い】とり・みき ネタバレ感想会
  https://sfklubo.blog.jp/archives/21140360.html

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「光る君へ」視聴率だけではなくNHKプラスや録画での視聴も考慮して評価してほしい



「光る君へ」視聴率10.7%
 https://www.asahi.com/articles/DA3S16107796.html

大河「光る君へ」期間平均10.7% 配信の平均視聴者数は歴代最高
 https://www.asahi.com/articles/ASSDJ0QFCSDJUCVL00SM.html

>大河ドラマでは昨年の「どうする家康」(世帯11.2%)を下回り、2019年の「いだてん」(世帯8.2%)に次ぐ過去2番目の低さだった。

>一方でNHKによると、配信サービス「NHKプラス」での平均視聴数は45話までの時点で37.8万UB(ユニーク・ブラウザ。視聴した端末数のことで、複数回訪問しても1カウントとなる)で、歴代大河ドラマで最高という。


私も「NHKプラス」で視聴していたので、視聴率には貢献しなかったが名作だったと思う。
視聴率だけで見るのではなくNHKプラスや録画での視聴も考慮して評価してほしい。


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2024年12月14日

やっぱり「光る君へ」の“勝利”で終わった?



結局「光る君へ」の“勝利”で終わった?
新たな大河ファンを獲得した吉高由里子の評価はうなぎ上り

  https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/364864

「衣装やセットの豪華さと相まって、新たなファンを掴んだことは間違いない。実際、《初めて大河を見たけどハマった》なんて書き込みは少なくありません。女性のよる女性のための大河、若い女性など大河のファン層を広げるという制作サイドの狙いは的中したと言っていい」(前出の在京キー局プロデューサー)

「通年放送の大河に新たな女性ファンを獲得した一番の立役者は、やっぱり吉高さんです。力がなければ1年は引っ張れませんし、吉高さんの評価はうなぎ上りでしょう。歴代の大河と比べたら低い数字かもしれませんが、大きな変動もなく安定して推移したことが、その証です」(前出のテレビ誌ライター)


関連する時代や文化や歴史への関心を広めたことにより、
日本人全体の知的水準も上げた教育的効果も大きいと思います。

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2024年12月08日

「光る君へ」 大コケどころか「成功」と言えるワケ




吉高由里子NHK大河「光る君へ」が残り2話
 大コケどころか「成功」と言えるワケ(東スポWEB)

#Yahooニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/dc8e6bd526afe708cd00e1eaa0da640a6681a99d?source=sns&dv=pc&mid=other&date=20241208&ctg=ent&bt=tw_up
  https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/326506

「ハマる人はとことんハマったのが、今回の大河ドラマ。これまで大河に全く興味を示してこなかった女性視聴者の開拓にも成功したのではないか。今後DVD化されても、コレクター色が強いため、ヒットが期待できる」


あの時代の歴史や文化への関心が高まり日本人の知的水準の向上に貢献したのではないか。
戦国時代や幕末ばかりやってても日本人の知的水準が停滞したままになる。

#光る君へ #大河ドラマ

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posted by 三丁目の書生 at 10:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 63光る君へ24 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年12月04日

「光る君へ」は失敗やと? そんなアホな!!



過去最低視聴率は免れそうだが…
NHK大河「光る君へ」はどこが失敗だったのか?

 https://n.bme.jp/68/314/25609/135875

>NHK大河ドラマ「光る君へ」は、なんとか世帯視聴率で過去最低は免れそうだが、良くも悪くも、まるで話題にならないまま12月15日放送で終わる

「『光る君へ』は左大臣や蔵人などの官位制、天皇の権力、当時の婚姻習慣などの予備知識がないと理解しにくいんです」

「時代や社会背景の説明部分が薄く、分かる人にしか分からないドラマになっちゃったというのが致命的でしたね」(ベテラン放送作家)

「視聴率は低いですが、意識高い系の女性には評判がいいんです。さまざまな壁にぶつかりながら、最高権力者や男社会におもねることなく、自分はこう生きたいという道を選んでいく主人公に共感するのでしょう」

>今年は前期の連続 テレビ小説「虎に翼」も「光る君へ」も、女性の活躍と自立を描いた。夫婦別姓やジェンダー問題に一石を投じたいというNHKの狙いは間違っていなかったが、トラツバは大好評、ヒカキミはずっこけた。「光る君へ」は大河でなく、2クールくらいの連続ドラマだったらもっと評判になったはずだ。


私は面白いと思ったし旧Twitterでも盛り上がっていたと思うんやけどな。
大河ドラマが信長・秀吉・家康ばかりになると面白くないわ。
逆に言うと、信長・秀吉・家康ばかり見とけばええ・作っとけばええとなると、
それは日本人の知的レベルの退化ではないのか!!


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posted by 三丁目の書生 at 19:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 63光る君へ24 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年09月22日

「小右記」「御堂関白記」「権記」が人気?



大河「光る君へ」支える男性貴族の日記
「小右記」が異例のヒット

  https://digital.asahi.com/articles/ASS7V2246S7VUCVL02VM.html
「光る君へ」支える、男性貴族の日記
 藤原実資「小右記」人気、道長や行成の文庫本も好評

  https://digital.asahi.com/articles/DA3S15996006.html

「源氏物語や枕草子は千年紀や映像化のタイミングで売れることはあったが、平安期の男性貴族の記録がこれほど動いたことはない。貴族のふだんの生活に興味を持つ人が増えているようです」

「エッセーのような女性の日記と異なり、男性の日記は記録。それらを読み解くことで、恋愛と宴席ばかりにうつつを抜かしていたという貴族のイメージを一新できる」


ドラマがきっかけで古典が読まれていると!?日本人の知的水準も高いもんだなあ。
これも中学や高校で「古典」を習っているからやで。


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posted by 三丁目の書生 at 09:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 63光る君へ24 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする