(クロスレビュー)大河ドラマ「光る君へ」
— 三丁目の書生(20世紀少年少女SFクラブ) (@aryamashoukai) July 14, 2024
https://t.co/5ifLv84F8D
■ライバルで同志の女性たち 山崎ナオコーラさん(小説家)
■政治から排除、教養を武器に
服藤(ふくとう)早苗さん(埼玉学園大名誉教授〈平安時代史、女性史〉)
■女性の判断が時代を動かす 松村邦洋さん(タレント)
■政治から排除、教養を武器に 服藤(ふくとう)早苗さん(埼玉学園大名誉教授〈平安時代史、女性史〉)
>女性たちの立場は、平安時代に入って大きく変わりました。それまでは官僚として男性と対等に活躍できたのですが、徐々に政治の場から排除されました
>彼女はその立場を逆手にとって、あれだけの小説を書きました。土台になったのは漢籍などの教養です。このころはまだ女性が学ぶことが認められていましたが、少し時代が下ると否定されてしまう。女房として仕えた中宮・藤原彰子にも漢籍を教えていて、国をどう治めるのかという内容でした
「光る君へ」浮かび上がるシスターフッド 山崎ナオコーラさんに聞く
https://www.asahi.com/articles/ASS591QLYS59UCVL027M.html
>寧子の「私は日記を書くことで己の悲しみを救いました」という言葉に、まひろははっとするような表情を見せました。あそこで何か、始まったような気がしたんです。
>歴史上、紫式部や道長が大きな社会変革を起こして、差別のない社会を作りあげたわけではありません。現代の私たちだって、無意識のうちに差別をしているかもしれません。
>読書でもテレビ番組でも、その時代のことを知ろうとか、その時代の気分になってみようというよりは、今これを見て自分はどう思うか、が一番大事だと思うんです。身分差別や女性差別がひどいから否定するのではなく、私もこんな上下関係を味わったことがある、もしかしたら私も人を見下している時がある、では私はこれからどうしようか、と考えることが、今この大河を見る意味かなと思います。
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