私は幼い頃より左利きにあこがれていた。
というより、天才になりたかった。
安手の能力開発ハウツー書によく、天才には左利きが多いだの、左手を使うと右脳が活性化されて能力開発になる、とか書かれていたから。
それで左利きになるために色々と練習したが、結局はダメだった。
字なんか、右手でもマトモに書けないくらいだ。
よく新聞記事を切り抜くので、せめてハサミだけでも左手を使おうと思って、左利き用ハサミを使うようにした。
これは良かった。
ハサミなら左手でも使えるようになった。
能力開発に役立ったかどうかは分からないが。
私が左手用ハサミを買ったのは、まだ20世紀だった頃。10年以上前のことだ。
確か天王寺駅ステーションにあった文具店で買ったと思う。
それから色々な出来事があったが、その間、新聞記事を切り抜き続けてきた。
なかなか使いやすいハサミで、その後他の部屋で使うために、別のメーカーの左手用ハサミを買ったけど、使い易いのはこちらの最初に買った方だった。
驚いたことに、このハサミ、未だに生産を続けていました。
生産が終了する前に、予備を1本確保しておこうと注文してみました。
左が昔買った方、右が新たに買った方です。
持ち手の部分が少し分厚くなり、銘の文字と入れ方が少し変わった以外は10年以上前と全く同じです。
左手用ハサミのロングセラーですね。
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posted by 三丁目の書生 at 14:55|
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